資格取得のお悩み~資格試験まとめ~

【医療事務に資格は必要です】医療事務経験歴10年以上のわたしが解説!

医療事務の仕事に就きたいけど、資格は必要なのかなぁ?
資格をとれば就職しやすいって本当かなぁ?

 

そんなあなたの疑問を解決します。

 

こんな方におすすめ

  • 医療事務に資格の必要性があるのか悩んでいる方
  • 資格が本当に活かせるのか疑問を持っている方
  • 学ぶ目的が明確でない方

 

 

結論、医療事務目指すなら資格は必要です。必要な理由は3あります。

 

mocaといいます。

「少しでも医療事務に関する疑問が解決できれば」とこの記事を書いています。

 

簡単ですが自己紹介です↓

〇医療事務歴10年以上(病院)

〇保有資格(全て医科)

診療報酬請求事務能力認定、医療事務検定1級、医療秘書技能検定1級、診療情報管理士

〇現場は一通り経験しています

→窓口対応(受付・会計・総合案内)、病棟業務、レセプト業務

>>プロフィール

 

 

資格取得後、【自信】がつく・医療現場で働く【目的】がはっきりする

資格取得前とあなたと、資格取得後のあなたは雲泥の差がつきます。

【自信】は努力の結果

資格取得後の自分を想像してみてください。

 

おめでとうございます!

 

あなたは今【合格】の通知を受け取りました!

あなたの努力が合格を掴んだのです!

 

資格を取得したあなたは無資格者と立ち位置がすでに違います。

数か月コツコツと勉強し知識を積み上げてきた期間。

途中挫折しそうな時もあったかもしれません。

過去の自分が昨日のように思い浮かぶと思います。

 

合格通知を受け取った今あなたはどんな気分でしょうか?

 

検定試験は勉強しなければ合格できません。

合格通知を手に取った時自信が生まれます!(私も経験しました)

 

【目的】

「医療事務になる目的」はなんですか?

いきなり聞かれたら頭真っ白になりますね。

 

「目的」を実現するためには過程があります。

 

「目的達成(GOAL)」といいますが、

それは過程を乗り越えたからこそ出来たことです。

 

「目的」と言われても

ウ~ン…と悩んでしまいますね。

 

「目的」はどうしたら見えてくるのか?

わたしの経験も踏まえながら一緒に見ていきましょう!

言葉の意味

目的(GOAL)

最終的に成し遂げようとする事柄。目指すべき到達点

目標(過程)

目的を成し遂げようするために設けた具体的な手段

目的達成(GOAL)

目的・目標に達すること

 

 

きっかけを大切に!

医療事務で仕事したいというきっかけはそれぞれだと思います。

  • 患者さんのために働きたい
  • 病院・診療所で働きたい
  • 医療事務は他の企業の事務員と違いイメージがカッコイイ
  • 事務長になりたい
  • 診療報酬を極めたい

 

 

などなどきっかけは何だっていいんです!

「きっかけ」がいずれ「目的」に転換していくんです。

 

ちなみわたしのきっかけは、 「医療に興味がある」

       ↓

「医療に関わる仕事がしたいなぁ」

       ↓

「病院はつぶれるリスク少なそう」

 

今考えるだけでも恐ろしく軽いきっかけです。

 

 

資格勉強しているうちに熱い思いに転換し、

①「絶対事務長になってやる!」

②「診療報酬のことなら”わたし”に聞け!と医者に言われるぐらい熟知してやる」

 

と思っていました。

 

就職活動の面接時、

①はさすがに言えませんが

②は本心なので素直に伝えました。

 

 

何も準備をせず就職活動したところで不採用になる可能性は大きくなります。

いくら学歴がよくても準備がなくて、

「ただただ就職したい!だから採用して―!」

面接に挑んでも残念な結果になると思います。

 

 

今は目的が明確でなくても資格取得のために勉強していると

 

  • なぜ病院・診療所で働きたいのか?
  • なぜ医療事務になりたいのか?
  • なぜ医療事務は資格が必要なのか?

 

が見えてきます。

 

あなたの目的・医療事務員の目的

ここでの話はあまり表に出したくありませんがあなたのためにお伝えします。

 

【目的】とは2種類あります。

 

【あなたの目的】

医療事務になりたい!

と思ってから徐々に目的が明確になります。

 

目的が明確になり達成できると、新たな目的が芽生えます。

その積み重ねがあなたの医療事務(社会人)の「芯」となります。

あなたの「芯」は経験値を積むことで少しずつ太く、長くなっていきます。

 

時が経ち、あなたに後輩が出来ました。

後輩はあなたに「なぜ医療事務になったのか」聞いてきました。

 

あなたは熟成された「芯」を基に話しました。

その「芯」はすごいチカラを発揮します。

 

後輩はその威力に圧倒されあなたのことをキラキラした目で見てくるでしょう。

 

経験は誰にでもできます。

あなたは、ただただ経験して経験値を積んだのではなく、

自ら目的を設定しクリアしてきたので、言葉にチカラがあり

後輩の心に響くのです。

 

 

【医療事務員としての目的】

会社(医療機関)はもちろん患者さんのためにサービスを提供しなければなりません。

ただリアルな現実、医療機関も資金がなければ運営することは出来ません。

 

サービスを提供してお金を請求します。

この請求が医療事務の役目です。

 

会社は医療事務員に「請求の取りこぼしをなくす」ことを常に要求します。

 

「請求の取りこぼしをなくすこと」

 

これが医療事務員としての【目的】です。

 

医療は無料では提供できません。

背景には働いているひとたくさんいます。

 

医師・看護師・検査技師・放射線技師...も、一人の人間です。

家族もいます。

給料をもらわないと家族を養っていけません。

 

診療報酬は誰でも出来るわけではなく、

医療事務は縁の下の力持ちであることは間違いありません。

 

診療報酬を【読み解く能力】が身につく

 

診療報酬は、医療事務の基礎です。

医療事務必須アイテムとして「診療報酬点数表」があります。

 

「診療報酬点数表」に書かれている【診療報酬を読み解く能力】がなければ患者さんに請求できません。

【能力】が身についていなければ誤請求してしまいます。

 

有資格者は無資格者と比べここで差がつきます。

 

無資格者は診療報酬の理解に苦しみで挫折しそうになります。

また、診療報酬改正(2年に1度診療報酬の見直し)されたとき対応できません。

 

「パソコンがあるから大丈夫じゃない?」ってあなたは思うかもしれません。

パソコンは診療報酬改正に合わせてプログラムを更新する作業があるため、すぐには対応できないのです。

 

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診療報酬改正時の研修資料は紙で配られるので、読み解く能力が必要です。

ベテラン医療事務員でも診療報酬に関して苦手意識持つ方多くいます。

 

昔は資格制度がなかったため入職して覚えるのが一般的。

そのため基礎ができないまま今日に至るためです。

 

最初は診療報酬関係ない業務を覚えることがありますが、

経験を積んで全体把握出来たとき 必ず診療報酬に関わる仕事に就きます。

 

その時あなたは資格取得してよかったと思うはずです。

ここで過去に勉強したことが活かされます。

 

経営に関わる診療報酬

事務部長・課長・係長など管理職は診療報酬を熟知してなければなりません。
管理職が診療報酬を理解していないと、病院または診療所の存続が危ないです。
(これ本当の話)
ちなみに医師も診療報酬の勉強しています。

特に経営している医師(病院・診療所)は、熟知していなければ経営できません。
厚生労働省の診療報酬に関わっている職員も、もちろん熟知してなければなりません。

 

 

資格保有者は就職活動に有利

採用担当者は必ず資格取得欄を見ます。

入職する準備をしてきているか確かめるためです。

 

優先されるのは診療報酬資格保有者です。

採用担当者が無資格の人より診療報酬資格保有者を優先するのは当然です。

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面接時、医療事務資格取得されてない方には「何の準備をしてきたか?」聞いていました。

診療報酬を知らない方が多くいました。

「Excel、Wordです。(パソコン)」と大半の答えでした。

 

現場から採用する条件として診療報酬資格保有者を求められます。

現場としては即戦力を希望しています。

 

新卒での入職は左も右もわからないのが当たり前です。

 

大丈夫!先に入職した先輩たちもあなたと同じで右も左もわからない新人でした。

しかし、資格に合格したあなたは診療報酬の知識があります。

 

基礎(診療報酬)があればあとは業務やシステムを覚えればいいのです。

 

やっていけば必ず覚えます。

だから今は入職後のことは考えず、基礎(診療報酬)をしっかり固めましょう!

 

 

まとめ

医療業界は医師はじめ有資格者がたくさん勤めている場所です。

極端に言えば医療業界は資格社会です。

 

有資格者は目的があってそれぞれの資格を取得し活躍しています。

医療事務は国家資格は無く極端な話、無資格でも仕事はできます。

しかし、目的がなく無資格で飛び込むわけにはいきません。玉砕してしまいます。

 

診療報酬はとても複雑です。

複雑で理解しにくいから、 診療報酬の理解度」として資格があるのです。

(資格にもレベルがあります)

 

採用担当者はその資格制度を利用して、履歴書に書かれている資格欄を確認し判断しています。

 

医療事務は医療行為は出来ませんが、診療報酬を熟知し活用できるようになれば、

診療報酬のスペシャリストとして医師や看護師から頼りにされることは間違いありません。

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