パソコン能力は必要?

今からでも遅くない!【医療事務パソコン苦手な方必見!】パソコンスキル本当に必要です

医療事務のパソコンスキルってどのような印象ありますか?

 

実はパソコン扱う医療事務員は苦手意識ある人が多いんです。

保険医療機関の規模によって パソコンスキル無くても大丈夫ですが、

規模によってはパソコンスキルが必須です。

 

 

 

 

結論、必須パソコンスキルは3つあります

 

 

mocaと申します。

30代男性医療事務員です。経験年数10年以上。

パソコン初心者24歳でシステム担当になり、

25歳時レセプトオンライン請求の立上げを担当し、

当時、県内2番目に開通することが出来ました。

プロフィールはこちら

 

 

こんな方におすすめ

  • 医療事務として必要なパソコンスキルを知りたい!
  • パソコンスキルの内容が知りたい!

 

この記事は、保険医療機関に勤める際、少しでも パソコンに関する疑問が解決できればと思い書いています。

医療事務未経験の方でも理解できるように記載しています。

 

保険医療機関デジタル化の普及率

本題に入る前に少しだけ医療業界のパソコン普及率についての情報です。

※情報提供なので必要無い方は飛ばしてください

 

 

今では当たり前に使われているパソコン。

もちろん保険医療機関でも使われています。

 

保険医療機関でのパソコン普及率は98%以上になります。

>>厚生労働省 電子化普及状況(2015年5月)

 

えっ!?100%じゃないの?

そう思われた方いるかもしれません。

 

実はこの【普及率】は

診療報酬を請求するために「診療報酬明細書」を作成するシステムを導入し、

電算化して請求している数字が【普及率】です。

 

複雑な診療報酬を計算するレセプトコンピュータを使い請求することが

医療事務員の仕事です。

 

〇従来、診療報酬明細書は紙媒体によるものしか認められていなかった。
 ※紙媒体=「手書き」もしくは「印刷された」診療報酬明細書
〇1999年頃から電子媒体提出が一部で認められる。
 ※電子媒体=フロッピーディスクもしくはCD-R
 ※一部=総合病院や大学病院などの大規模医療機関
2015年厚生労働省の【普及率】調べでは保険医療機関98%以上
 電子レセプト請求を行っている。
 ※保険医療機関=病院・診療所

 

医療事務のパソコンを使った仕事は診療報酬請求以外になにがあるでしょうか?

例えば、

・売上を集計

・診療科ごとの患者受診数を集計

・データを集計して統計を出す

など

パソコンを駆使して行う仕事がたくさんあります。

 

パソコン用語

就職するとパソコンのやり方は教えてもらえると思います。

しかし、用語までは現場でせかせかしている中「親切・丁寧」に教えてはくれません。

 

これは一般企業でも同じです。 パソコンを触る前に、用語を確認していきましょう。

レセコン(レセプトコンピュータの略)

医事コンピュータとも言います。

パソコンのシステムで「レセプト(診療報酬明細書)」を作成出来ます。

目的は、医療機関から健康保険組合などの支払機関に診療報酬を請求するためです。

 

受付〜会計までレセコンで対応できます。

 

レセコンは、ほとんどの医療機関が導入しています。

 

レセコンは「市販のパソコンの中にシステムが入っている」という感じです。

 

 

有名な企業は、「PHP株式会社」「富士通」「東芝」などでしょう。

「日本医師会」も医事会計システム「 ORCA(オルカ)」を販売しています。

 

 

複雑な診療報酬を計算し会計が出るのは、レセコンがあるからです。

※レセコン会社によって入力画面などの違いはありますが、

診療報酬請求するためのシステムということは一緒です。

 

ポイント

レセコンは、入職後に教育を受けることが一般的です。
入職前にレセコンを予習してきてくれとは言われません。

※医療事務の資格試験の中には、レセコンや電子カルテなど医療事務パソコンスキルに特化した資格試験もあります。

 

医療事務のパソコンスキルに特化した資格試験を載せています。

是非ご覧ください。

参考
パソコンスキルに特化した資格試験はこちら

この記事では医療事務を目指す 「学生」・「社会人」・「医療事務の仕事に就いているけどスキルアップしたい」 そんなあなたに役立つ記事です。 この記事ではこんなことが分かります 医療事務の資格試験の種類が ...

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デスクトップパソコン

受診した時よく見かけるパソコンです。

一般的に医療事務はディスクトップパソコン使います。

 

医療機関に受診する際、受付担当者は診察券もってパソコン見てますよね。

あれは受診履歴を確認しています。

継続診療(定期薬処方)か別目的の受診か確かめてるんです。

 

ノートパソコン

持ち運びできるパソコンです。

医療事務で使うのは稀だと思います。(私がみたことないだけかも)

 

他部署は、持ち運びできるのでノートパソコンをの利用が多いと思います。

OS(オーエス)

Operating System(オペレーティングシステム)の略。

簡単にいうと、パソコンを動かすうえで基礎となるシステムのこと。

 

Windowsは【Windows10】、Macは【macOS12.0.1】。

 

会話にすると

A:「最近パソコン買ったんだ」

B:「おっいいね!ところでOS何入れたの?」

A:「Windows10だよ。」

 

みたいな感じです。

 

 

医療機関のパソコンはWindowsが一般的です。

OSを入れただけではExcelでの「表作成」や、Wordでの「文章作成」は出来ません。

※フリーソフトでの表計算型データ入力ソフトはあります。

WindowsユーザーはMicrosoft officeをインストールする必要があります。

シャットダウン

簡単にいうと、パソコンのシステムを停止すること。

「パソコンの電源落として」または「パソコン落として」 って言われたときは、

シャットダウンの意味です。

再起動

パソコンの電源落とした後(シャットダウン)、電源を入れなおすこと。

電源を入れなおす=再度起動させる=再起動

キーボード

キーを押して文字を入力する装置。

 

入力文字は3種類あります。

・ローマ字(大文字・小文字)

・ふらがな(表示:かな)

・かたかな(表示:カナ)

 

一般的なのがローマ字入力です。

マウス

左クリック(人差し指):選択するのに使います。左クリックよく使います。

右クリック(中指):「コピー」「貼り付け」などメニューを出すときに使います。

LANケーブル(らんけーぶる)

インターネットを繋ぐ線のことです。

ルーター(Wi-Fi)

パソコンやプリンター、スマホなど複数の機器にインターネットを繋ぐ装置。

 

接続は「有線」「無線」の2種類あり、

「有線」=LANケーブルを用いてインターネットに繋ぐこと

「無線」=LANケーブルに繋がない。

 

電波でインターネット接続→Wi-Fi(ワイファイ)とも呼んだりします。

 

お店で「Wi-Fi繋がります」など掲示されてるところありますね。

「ここでは無線ルーター使えるようにしてますよ!」って伝えてるんです。

モデム

アナログ信号とデジタル信号を相互に変換する機械。

もっと簡単にいうと、電話回線からインターネット接続時に使う機械です。

 

電話回線(例えばADSLなど)=アナログ信号 パソコンデータ=デジタル信号

ハブ

複数の端末機器(パソコンやプリンター(コピー機))などの

ケーブルを一ヶ所に集約する装置。

 

イメージはこんな感じです。

出典:ネットワークいろいろ

 

キーボード(タイピング•ショートカットキー)

パソコン初心者が最初に当たる壁がキーボード入力です。

どこに何があるかわからないので、探すのに時間がかかり疲れるのです。

 

でも安心してください。

出来ないのはあなただけではありません。 そもそも誰もが出来なかったのです。

 

キーボード入力が速い身近にいる人もみんな最初は出来ませんでした。 (私も苦労しました)

 

では、どうしたら出来るようになるのか2つ紹介します。

タイピング(パソコンのキーを打つこと)

「タイピング練習」と検索すると無料でタイピングの練習できます。

(昔はタイピングソフトが販売されており、「北斗の拳」を買いました笑)

 

カタカタ打てたらかっこいいですよね!

私がタイピング練習していたサイト(安心してください完全無料です)→寿司打

 

コツ:楽しくやること!完璧は目指さない   少し慣れたら見ないでやってみる(大丈夫。間違えて当然です。)

スマホ入力をローマ字入力にする

なかなか慣れないのは、身近にないからです。

身近にあるスマホで慣れてしまえばタイピングも怖くありません。

 

メールやネット検索などで慣れたらタイピングできます!

 

今すぐスマホ入力を「トグル入力(ケータイ入力)」から

「フルキ―入力(キーボード入力)」にしましょう!

 

Excel・Word

ExcelとWordは必須です。

ユーザー率が高いOS【Windows】のアプリケーションです。

 

一般企業はExcel、Word使います。

 

医療事務はレセコンメインで業務するため、Excel、Word使ったことない人多いんです。

ここで一般企業と差がついてるのです。

 

では何を使えるといいのかそれぞれ見ていきましょう。

Excel

Excelは表作成がメインです。

 

集めたデータ(数字)を入力し、そのデータを表にしたり

自動計算(関数)させたりできます。

 

表作成

表作成出来ると資料など作成できるようになります。

 

マウスは右クリックよく使います。(ポップアップメニューを出す)

 

罫線(けいせん)の引き方・セルの結合方法・セルの書式設定 この3点は覚えたほうがいいです。

 

関数

Excelは表作成以外に計算が得意です。

 

例えば、「患者10人の請求金額合計を出してほしい」と依頼されたとします。

Excel内に患者10人のそれぞれの金額入力してあげれば、計算機を使わないで関数で 簡単に合計金額がでます。

 

 

「合計・平均・最大値・最小値」は覚えていた方がいいと思います。

(その他便利な関数はいくつもあります)

 

関数を覚えればデータを管理しやすくなります。

医療事務は請求だけでなく、

売上表・減価償却・統計・診療報酬改定シュミレーションなどなど

院内の数字を確認する部署でもあるんです。

 

なぜなら請求を(数字)を担当しているのは医療事務だからです。

 

仕事を簡単にするならば、関数は必須です。

Word

Wordは「お知らせ」や「会議の議事録」など文章作成のアプリケーションです。

 

文章の装飾やレイアウトがきれいに作成できます。

 

患者さんへの掲示物や、会議・委員会の議事録作成など、

多様な場面で活用します。

 

表作成も出来ますが、表の細かい修正が必要ならばExcelの方が作成しやすいです。

 

 

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 まとめ

医療事務はレセコンで仕事するのではなくパソコンで仕事しています。

 

パソコンがあるのにパソコンの機能(Excel・Word他)を活用しないのは もったいないです。

 

今後こんな言葉聞くかもしれません。

 

「ネットワーク繋がらないんだけどわかる?」

「ハブって何?」

「パソコン苦手なのよね。」

「Excel出来ないからやって」

 

あなたはチャンスです!

 

完全にその人を追い抜きました。

 

医療機関に何年も先に入職した事務の先輩は今でもパソコン活用できていないかもしれません。

一般企業に何年も先に入職した事務の先輩はパソコン活用しないと仕事が進まないと思っています。

この差埋められません。

 

あなたは現在パソコンと向き合っていると思いますが、

必ずスキルを身に付けられます。

 

大丈夫。

私もあなたと同じ初心者でした。

 

 

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