日本医療事務協会が主催する【レセプト点検業務技能検定試験】を紹介します。
この記事ではこんなことが分かります
- 【レセプト点検業務技能検定試験】合格後の取得スキルが分かります。
- 【レセプト点検業務技能検定試験】合格後の資格を活かせる業務が分かります。
- 【レセプト点検業務技能検定試験】の試験内容が分かります。
ココに注意
レセプト点検業務技能検定試験の受験資格は「日本医療事務協会が認定するレセプト講座を修了した者」とされています。
独学での受験は出来ません。
レセプト点検業務技能検定試験は民間試験です。
試験合格後の【活躍できる仕事内容】
活用できる医療機関 | 病院・診療所(クリニック) |
取得スキル | 患者さんの病名に対して行われた検査や治療、 処方された薬が正しいかどうかなど、 請求業務の全般的な知識が得られる。 |
活用できる業務内容 | 受付業務全般(受付・保険証確認・会計入力・会計) 病棟クラーク レセプト業務 |
レセプト点検業務技能検定試験の特色
レセプト点検業務技能検定試験は日本医療事務協会が
主催する講座を修了した者でなければ受験できません。
日本医療事務協会が主催する講座は医療事務検定試験もあります。
医療事務検定試験を取得した後、スキルアップのために
レセプト点検業務技能検定試験に挑戦する人もいます。
レセプト業務を的確に行うことを特化した資格試験です。
試験概要
試験目的 | 病名に対して行われた検査や治療、処方された薬が正しいかどうかなど、請求業務の全般的な知識の理解力や処理能力を証明。 |
受験資格 | 日本医療事務協会が認定するレセプト講座を修了した者 受験申請のあった高校・専門学校・短期大学・大学等 受験申請のあった一般受験申込み者 |
合格率 | 平均:69.4% 2019年:66.7% 2018年:67.0% 2017年:74.5% |
合格基準 | 問題の総得点の70%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。 学科・実技ともに合格基準に達した場合合格です。 |
受験料 | 6,600円(税込) |
試験日程 試験実施方法 試験会場 | ◆試験日程・試験実施方法・試験会場 公開されていません。 詳細は日本医療事務協会にお問い合わせください。 日本医療事務協会 |
試験内容 | ◆試験時間:90分 ◆学科 3題(正誤問題10問、記述式2問、選択式3問) ・薬剤、検査の適応病名についての知識 ・診療報酬点数表〔医科〕算定原則についての知識 ・診療報酬明細書記載要領の知識 ◆実技 診療報酬明細書点検 10題 ・薬剤、検査の適応病名についての知識 ・診療報酬点数表〔医科〕算定原則についての知識 ・診療報酬明細書記載要領の知識 |
主催団体 | 日本医療事務協会 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト7F TEL:03-3349-6011 E-Mail:info-ijinet@nk-create.co.jp http://www.japanmc.jp/medical_manner.html |
試験の「持ち物」は?
試験当日会場持ち込み |
|
---|---|
【OK】 | 〇教材・資料の持ち込み・閲覧可。 〇筆記用具は 実技・学科ともにHB以上の黒鉛筆(シャープペンシル可)。 〇電卓(電子卓上計算機) ![]() |
【NG】 | 計算機を除くパソコン、携帯電話等の電子通信機器は持ち込みNG |
勉強方法
日本医療事務協会が認定するレセプト講座を修了した者が受験できます。
認定講座を受講する
上記講座を修了しなければ受験できません。
独学で勉強する
残念ながら独学で勉強しても、受験資格条件があるため
受験は出来ません。
しかし、紹介する書籍は新人からベテランまで普段の業務の中でも使っています。
参考にして下さい。
まとめ
レセプト点検業務技能検定試験について解説しました。
当資格試験は、医療事務のスキルアップのための資格試験でした。
経験や現場の教育等で徐々にスキルアップしていきますが、
当試験を活用して最短でレベルアップ出来ます。
知識は学習(準備)が必要です。
当試験はその知識面を重点的に置き、差別化出来る資格でした。
医療機関に就職するために資格取得は必要です。
ですが、試験に合格することがGOALではありません。
資格の知識を活かして仕事に繋げることが目的です。
-
-
【医療事務に資格は必要です】医療事務経験歴10年以上のわたしが解説!
医療事務の仕事に就きたいけど、資格は必要なのかなぁ? 資格をとれば就職しやすいって本当かなぁ? 医療事務の資格を考えていて、色々情報漁ってる状況ですが、医療事務の資格は無駄、役に立たない ...
続きを見る
難しいという印象があり不安になるところもあると思います。
でも大丈夫です!
不安な気持ちになったのは、あなただけではありません。
今医療事務として活躍されている方も、わたしも同じ気持ちでした。
続ければ必ず理解出来てきます。
少しずつ歩んでいきましょう!